简介:大都市の郊外ある薬物厚生施設「ほたる園」。そこに身をよせる青年クロードと依存症患者の繰り広げる狂騒的な日々の人間模様。日本人の父親を探すマレーシア人ハーフのメイメイとアル中で先天性四肢障害者で大道芸人のノスケの出会い。サイケデリアな映像世界を背景に、大都市の中で居場所のない若者たちの孤独と救済が浮かび上がる。【帯谷有理監督プロフィール】1964年生れ、神奈川県鎌倉市出身。現代音楽の作曲、音響のコンセプトを扱った美術作品の発表などを経て、 1992年に制作した8ミリ映画『毛髪歌劇』で「第12回バンクーバー国際映画祭」にてデビュー。以降、最新作の『アホの原チャリ娘』シリーズ(1999年~)まで、国内外で100以上の映画祭、特集上映が作品を招待。 “映画にとっての音とは何か”を最も考える映画作家として高い評価を得ている。近年もイメージフォーラムフェスティバル等意欲的に作品を発表している。